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Y-1.おいしい用パターン集

いきなり応用パターンを紹介するほどぶっ飛んだ思考の持ち主はそういないでしょう。
ですが、私が最初に応用パターンを紹介するのにはきちんとした理由があります。
それは、ここから紹介するコード進行を「応用することで」自分のものにしてほしいからです。
そのため、ここにはよく使われるコード等を載せていますが、私が本当に好きなコードはあえて載せていません。
事前に応用パターンを知っていれば、パターンと曲を比べて「ここのコードはこうしたほうが効果的だ」とか
「ここを分解したらよさそうだ」という応用パターンがわかるようになります。
それができるようになれば、自然と自分だけのコード進行も作れるようになるのではないでしょうか?



では、応用パターンを列記していきます。いきなり全部が使えなくてもOK。
有効性が高いと思うものから順に書くので、上から順にマスターして行きましょう。

・第6音/第7音・テンションを追加/変更する
最も簡単なのが構成音を増やしてしまうパターン。
【F】→【F△7】、【Am】→【Am7】などは定番の応用です。

・単純なコードを代理コードに置き換える
構成音が近いコードに置き換えるため、全体の流れを保ちながら雰囲気をガラッと変えることさえできます。
【C】→【Em7】、【Am】→【F△7】、【Am】→【Fm7-5】など、トニックを代理するのが代表的。

・同じルートの違うコードに置き換える
メジャーコードとマイナーコードを切り替えてしまうテクニック。【Em7】→【E7】、【F】→【Fm】などが特に効果的。
【Dm7】→【Dm7-5】など、第5音を変えるのもあり。
【Em】→【C/E】など、オンコードの使用も考えられます。

・【sus4→元のコード】に分解する
【Csus4→C】【G7sus4→G7】といったメジャーコードのパターンはよく聞きますが、マイナーコードでも使えます。
sus4は基本的にメジャーコードに解決したがるため、【Asus4→Am】などとすると意外感もでてきます。

・セカンダリー・ドミナントを挟む
進みたいコードの前にセカンダリー・ドミナントを挟むと、軽い転調感がでます。
場合によってはセカンダリー・サブドミナント(?)も一緒に挟めば更に効果的になります。

・パッシング・ディミニッシュを挟む
全音挟んだふたつのコードを見つけたら試してみたいテクニック。
間に入るコードの種類をディミニッシュ以外にすることもできます。

・ベースを滑らかに繋ぐ
3度離れた2つのコード間を、スケールに沿って滑らかに繋ぐと優しい印象になります。
ベース以外の音を変えないパターン、コード全体が下がる/上がるパターンが考えられますが、どちらも効果的です。
例えば、【Am→F】を【Am→Am/G→F】としたり、【Am→G→F】とすることができます。

・ドミナントを裏ドミナントに置き換える
もちろんセカンダリー・ドミナントでも同じテクニックが使えます。
よく聞くのは【D7】【G7】あたりでしょうか。

これらの応用パターンは、定番がはっきりしている場所でうまく使うと非常に効果的になります。
また、一番と二番に差を付けたり、最後のサビだけ雰囲気を変える……なんて時にも役立つでしょう。
ただし使い方を間違えるとおかしな響きになってしまう諸刃の刃。
自分の耳を頼りに、グッとくる応用パターンを探しましょう。


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